つながる保育園
くらき永田保育園には様々なスキルを持った人たちが集まる風土があります
農家さん、緑のボランティアさん、学生、大工さん、デザイナー、エンジニアetc、くらき永田保育園には様々なスキルを持った人たちが集まり、「何か楽しいこと」が起こる風土があります。 子どもを真ん中にみんながつながる保育園です。
大人も一緒に成長できる場
保育園は、子どもたちが健やかに育つ場であると同時に、保護者や保育者を含むオトナたちにとっても、共に学び、共に成長していける貴重な場であると私たちは考えています。
日々の保育の中で、子どもたちの純粋な好奇心や柔軟な発想に触れることで、オトナ自身も新たな気づきや価値観の変化を経験し、自分自身を見つめ直す機会を得ることができます。また、子どもたちはオトナの姿をよく見ています。オトナが何かに夢中になって楽しんでいる姿、仲間と協力し合って課題に取り組む姿、失敗しても前向きに挑戦し続ける姿は、子どもたちにとって何よりの学びとなります。そうした日常の中でのオトナの振る舞いが、子どもたちの社会性や感情の育成に深く影響を与えると私たちは信じています。保育園は単なる預かりの場ではなく、世代を超えて人と人とが関わり合い、互いに刺激を受けながら成長していく共育の場です。
子どもたちが安心して自分を表現できる環境を整えると同時に、オトナもまた自分らしさを大切にしながら、子どもたちとの関わりを通して人間的な成長を遂げていく。そんな循環が生まれることを目指しています。
「ホンモノ」を求める子どもと「ホンモノ」を提供する大人との繋がり
くらき永田保育園が大切にしている「つながり」というコンセプトは、子どもたちの純粋な興味や関心から自然に生まれることが多いのが大きな特徴です。
日々の遊びや会話の中で、「本物のタイコを叩いてみたい!」「納豆ってどうやって作るの?」「魚拓ってやってみたい!」といった子どもたちの率直な『思い』が飛び出してくると、それをきっかけに周囲の大人たちが動き出します。その『思い』を受け止め、実現に向けて協力してくれる保護者や地域の方々、保育者たちが集まり、子どもたちの好奇心を形にしていく風土が園の中に根付いています。
こうした関わりの中で、子どもたちは自分の声が届くこと、周囲の人が応えてくれることの喜びを感じ、さらに主体的に発信する力を育んでいきます。また、オトナたちにとっても、子どもたちの発想に触れることで新たな視点を得たり、地域とのつながりを再認識したりする機会となり、保育園が世代を超えた交流と学びの場として機能しています。
くらき永田保育園では、こうした「つながり」が単なる人間関係にとどまらず、子どもたちの成長を支える大切な土壌となるよう、日々の保育の中で丁寧に育んでいます。
くらき永田保育園では、子どもたちの健やかな成長を支えるために、給食の食材にもこだわりを持っています。使用する野菜や魚などの食材は、信頼できる地元の農家さんや魚屋さんと直接契約を結び、毎日新鮮なものを仕入れています。こうした取り組みによって、子どもたちは季節の食材に触れながら、食べることの大切さや楽しさを自然と学ぶことができます。さらに、園で使用している食材を家庭でも活用していただけるよう、玄関ホールでは定期的に野菜や魚の出張販売が行われています。保護者の方々はもちろん、地域の方々にも開かれたこの販売は、食材の魅力を直接感じられる場として好評を博しています。生産者との会話を通じて食材への理解が深まり、食卓に並ぶものへの関心も高まります。また、食だけでなく文化的なつながりも大切にしており、地域の絵本専門店と連携した「ブックマルシェ」も定期的に開催しています。絵本の魅力を伝えるこのイベントは、保護者だけでなく地域の皆さんにも親しまれており、子どもたちが本に親しむきっかけづくりにもなっています。こうした活動を通じて、保育園が地域とつながり、子どもたちの育ちを支える拠点としての役割を果たしています。